開発体制

市場ニーズの動向を見据え、新技術や既存技術そして知的財産を複合的に捉えることで、新製品・新サービスにつながる質の高い研究開発を推進しています。また、国内外の大学や研究機関とも連携し、新素材や基礎技術の研究開発にも取り組んでおります。技術力の高まりが、新しい製品を創造する原動力になると考えています。

1.開発体制

製品開発計画にもとづき開発プロジエクトの実行計画を立案し、実施することにより企業の長期的発展に寄与する新製品の開発及び既存の技術またはその改良、改善で製品化できる製品及び既存製品全般の技術的開発を行う。

技術力、製品開発力の向上を図るとともに、将来の新製品開発に繋げるニーズ 調査、及び新規事業開発を行う。
また、外部との連携により新たな技術を獲得し、新製品のための技術的開発を行う。

2.技術紹介

測定・分析技術
  • 熱測定技術

    • 定常法(ASTM D5470準拠):3台
    • 非定常法:Hot Disk法、周期加熱法
    • 自社設計オリジナル法:4台
    • サーモグラフィ
  • 物性試験

    • 硬さ
      (Shoreシリーズ/Askerシリーズ/IRHD)
    • 引張
    • 引き裂き
    • 伸び
    • 粘弾性
    • 粘度
    • 針入度
    • 圧縮荷重
    • 比重
  • 化学分析

    • ガスクロマトグラフィー
    • SEM-EDX
    • TGA/DTA
    • DSC
    • CHN分析
    • 比表面積計
    • 粒度分布計
  • 電気特性

    • 体積固有抵抗値
    • 絶縁破壊電圧
    • 耐電圧
    • 誘電率、誘電正接
    • 非透磁率
    • 電磁波透過、反射特性
  • その他

    • UL難燃試験
    • 外観検査装置
    • X線検査装置
加工技術
    • 混錬(2本ロール、各種ミキサー等)
    • 成形(プレス、押し出し、ロール成形等)
    • 仕上げ(カット、打ち抜き等)
    • 検査など

3.製品開発フロー