熱伝導製品

熱伝導製品には、独自の研究より開発されたすぐれた「熱伝導性」「電気絶縁性」「難燃性」を兼ね備えた画期的なサーコンシリーズと、高熱伝導性に特化した「非絶縁性高熱伝導製品」のタイプがあります。
発熱体とヒートシンクや筐体などの放熱体とのギャップを熱伝導製品で均一に埋めることでスムーズな熱の伝達が可能となります 。

熱伝導率と圧縮荷重特性の関係のグラフ
熱伝導率と圧縮荷重特性の関係のグラフ

熱伝導 性能一覧

注) 熱伝導率測定方法はホットディスク法に準ずる。ラバータイプ(一部除く)及び*1は熱線法、*2はASTM D5470を基準とした弊社オリジナル測定方法に準ずる。

ラバータイプ

熱伝導率0.9~3.4W/m・k

ゴム物性が高くサーコンの中では絶縁性と機械強度に優れています。基材入りタイプもあります。

ゲルシートタイプ

熱伝導率1.3~13.0W/m・k

表面に粘着性があるため密着性に優れています。幅広いギャップにご使用いただけます。
ノンシリコーンタイプもございます。

パテシートタイプ

熱伝導率2.5~15.0W/m・k

ハンドリング可能なパテシートのため取り扱い性良く低荷重で狭い隙間や凹凸に追従し密着します。

電磁波抑制シートタイプ

熱伝導率0.8~3.0W/m・k

ゲル/パテタイプの特性に電磁波抑制特性を加えたEMC対策品です。

コンパウンドタイプ

熱伝導率2.1~7.0W/m・k

ペースト状のためより低荷重で狭いギャップを均一に埋めることが可能です。ディスペンサにも対応します。
1液非硬化タイプと2液混合硬化タイプがございます。

パテ導電性タイプ

熱伝導率21.0~40.0W/m・k

カーボンファイバーを厚み方向に配向させる事で従来製品では実現出来なかった厚み方向に対する高熱伝導化を実現してます。